色彩心理学やカラーセラピーなど色に関することに興味があります。

海で養殖している「海苔」。海中から採取された海苔の原藻は濡れているので当然の様に黒い。
細かく刻まれて、和紙の様に漉き上げられ温風乾燥すると濃い茶色となる。これを食するため180~200度の温度でゆっくりと焼き上げていくと、あおみどり色となる。この、あおみどり色に焼き上げるのが非常に難しい、ガスの火には水分が多く含まれているため、目指す色になる前に水分で海苔自体がシワシワになってしまった。それを防ぐためにガス火にフライパンを載せてその上で焼いてみたらシワシワはのがれたものの時間がやたらと掛かってしまいなかなか焼けない

それならガスを強くすればと、やってみたがフライパンの淵が熱々になっていて火傷をしてしまった。

焼きたての「あおみどり色」を求めて試行錯誤を重ねたものの目指す「色」にはなかなか・・・

ある朝、トースターで焼けるパンを見ていて閃いた、「これ使えるかも」。さっそく海苔を焼いてみた。焼時間がわからないため数枚 失敗したもののついに理想の「あおみどり」に到達。

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